スカート×tofubeats 異なる機材でそれぞれが極める「ポップス」 - 自動ニュース作成G http://gnews.x0.com/20190629_192925/
インタビュー CINRA.NET (2019.06.28) https://www.cinra.net/interview/201906-skirttofubeats
>―おそらく膨大な音楽を聴いてきて、そのなかには >ポップス以外のものもあったと思うんですけど、 >ご自身の表現として「ポップス」を選んだのはなぜでしょう。 >以前、澤部さんは「ロックが嫌いだったから >ポップスを作り始めた」っておっしゃっていましたよね?
>tofubeats:なんですかそれ、めっちゃいい話じゃないですか。
>澤部:(笑)。ロックが嫌いになっちゃったんですよ。 >中学生のときに吹奏楽部に入ったんですけど >ロックがやりたくなったので辞めたんです。 >なのに、高校に入って一緒にバンドやってた人たちは >いい人たちだったんですけど、その付き合いで >知り合った人たちの振る舞いを見ていて、 >「ロックってかっこ悪いな」と思っちゃったんですよ。
>たとえば「この学校にはロクなセンコーいねえぜ」みたいな、 >わかりやすい形でロックを身にまとっていたんですけど、 >僕は仲のいい先生がたくさんいたし >「そ、そうですか?」ってなっちゃって。
>tofubeats:わかります。 >関西にいるとより強く感じていました。 >自分がロックにだけ妙に深く入り込めなかったのは、 >そういう違和感のせいかもしれない。 >「型にはまったことしかしていない」という意味では、 >ヒップホップ界隈にもそういう人はいますけどね。
>なんていうか、概念から飛び出ることがヒップホップ >だったはずなのに、収まり具合が半端ない。 >同じような格好して同じようなことをやっているのが、 >めちゃめちゃかっこ悪いと思ったときにポップスを聴いて、 >「これは誰にでもできることじゃない」と思ったんです。 >「ポップスなんてクソだ」と言っているラッパーや >ロックの人たちより、ポップスを極める方が >ずっとかっこいいと思ったからこそ、 >僕はポップスへ向かいました。
>澤部:フォーマットに無理やり押し込まれてしまう >ロックより、ポップスの方が過激ですよね。 >「ロック」という言葉を使わなくても過激な表現は >いくらでもできる。ロックで過激だと、「過激」という >箱のなかでやっているような感じになってしまうけど。
>tofubeats:そうそうそうそう! めっちゃそれですわ(笑)。
>澤部:ポップの過激さはそれと違うんですよね。
>tofubeats:人と違ったことをやっていて共存できるのが >音楽のよさなのに、フォーマットにのまれて >そのなかだけでやっててどないすんねん! >みたいなことは思いますね。それで言ったら >森高千里さんの方が、そこらのロックミュージシャンより >尖っていますからね。澤部さんもそう。 >やっぱりポップスの中枢にいるやつらは >狂ってるなぁって思います。
「やっぱりポップスの中枢にいるやつらは狂ってるなぁ って思います」…ってこんな感じ?…とか思った曲
The Tornados - Telstar (1962)
Ike & Tina Turner - River Deep Mountain High (1966)
The Beach Boys - Good Vibrations (1966)
Kraftwerk - Autobahn (1974)
Yellow Magic Orchestra - Firecracker (1978)
Martin Denny - Quiet Village (1957)
Les Baxter - Quiet Village (1951)
Rah Band - Clouds Across The Moon (1985)
日経の夕刊 : 渋谷陽一の「社長はつらいよ」 (2009.05.15) https://rockinon.com/blog/shibuya/20762
>「僕の好きな先生」という初期の代表作がある。 >タイトル通り、高校時代に彼を担任した >美術の先生について歌っているナンバーだ。 >ストレートに先生に対する好意を表現する歌詞は、 >驚くほど素直だ。 >後にも先にも、日本のロックでこれほど教師に >対する肯定的な気持を歌った曲はないだろう。 >当時も今も、ロックにとって教師は敵であり、 >否定の対象である。 >しかし清志郎はそんな事は気にしないのである。 >自分がいいと思えば歌うだけだ。そこに迷いはない。 >何故、それが可能であったかといえば、 >彼には肉体化されたロックの思想があり、 >自分の肉体が自然に発するビートや言葉が、 >常に正しくロックである自信があったからだ。 >「僕の好きな先生」は、一貫して >清志郎の代表作として歌われ続け、 >時代が経過しても古臭くなるどころか、 >むしろ輝きを増していった。
RCサクセション - ぼくの好きな先生
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