らくがき日記ナスカ ってナんスカ


[PREV] [NEXT]
...... 2010年06月02日 の日記 ......
■ (無題)   [ NO. 2010060206-1 ]
映画を観る能力がまったくない映画評論家
- ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 (2008.08.27)

 (Internet Archive) (2008.08.29)

 >テーマの解釈は、人それぞれに観方が違ってくるけど、
 >彼の問題はそこじゃなくて、

 >観客100人なら100人が同じようにわかるべき
 >表面的な物語の流れが追えてないの!

(中略)

 >ただ、こういう、映画を読めない人種は
 >今になって出てきたわけでもないようで、
 >昔、『氷の微笑』のパンフに「犯人は○○○○だ」とか
 >書いていた映画評論家がいて、それを小林信彦御大

 >エッセイで「お前は映画について書くのもうやめろ」
 >って叩いてて笑ったなあ。



自分は 映画を「読めない」という事には
少々(?)は自覚があるので
あんまり感想とかレビューとか書けないですが
それは別にして
小林信彦という名前を見かけたので一言

小林信彦、お前はビートルズについて書くのもうやめろ



「音楽を題材にする能力がまったくない小説家」





----------

小林信彦 - Wikipedia

 >ある意味で「元祖おたく」とでも呼ぶべき存在でもあり、
 >日本のサブカルチャーに与えた影響は絶大である。


ビートルズ論争 - Wikipedia

 >小林の反応

 >小林信彦は『東京新聞』7月20日夕刊に
 >「<おたく>の病理学」と題するコラムを発表し、
 >この一件に言及した。

 >「『ミート・ザ・ビートルズ』という小説を書いたために、
 >ボクは一人の<ビートルズおたく>のいやがらせを
 >受けたが、ビートルズについて(年齢的に見ても)
 >無知なのに、自分がすべてを知っていると信じこんで
 >いるのがブキミで、半狂人としか言いようがない。」

(中略)

 >松村の再反論

 >小林信彦はビートルズに興味がないと思われる。
 >興味がないものを題材にするのならその分なおさら
 >正確にしなければならないのは言うまでもない。
 >興味もなければ正確でもないというのでは小説は成立しない。

----------


Blueの雑記帳(2nd edition) :
消えろ!「ミート・ザ・ビートルズ」 - 松村雄策(2007.02.06)



60年代通信 : 読者の皆様から
「60年代通信」にいただいた暖かい励ましのお便り・その56

 >米国ペンシルバニア州・MSさん(40代男性)
 >2000.01.16 … 小林信彦

 >小林信彦は、日本のテレビの成長期である60年代前半に、
 >脚本家として、また司会者として深くかかわりました。
 >そもそもは、映画評論家であり、雑誌編集者であり、
 >さらには喜劇研究者であったので、50年代末から60年代
 >半ばまでの芸能、映画、推理小説の世界を直に体験し
 >それを報告してきた人です。

(中略)

 >松村雄策との論争というのは、知らないのですが、
 >他の分野に比べて小林信彦の音楽に関する知見は
 >私はあまり買っていません。 (中略)
 >音楽についての見方、情報ならば、松村説の方が信憑性
 >があるのではないでしょうか。といって、どういう
 >論争だか知らないのにいい加減なこと言ってますが。



小林信彦と松村雄策の喧嘩



小林信彦・中原弓彦

 >112 名前: カラアゲ 投稿日: 02/03/31 07:04

 >個人的には、松村雄策とのビートルズ論争が印象深い。
 >オレの大好きな小林信彦がなんか変かも?
 >と初めて思った。
 >しかし、芸人物は未だに細かさ大爆発で本当におもしろい。
 >前田武彦がTVで小林は異常なメモ魔、とか語っていた
 >気がする(うろ覚え)。
 >萩本と森繁が死ぬまでは、なんとか生きていてほしい。


 >117 名前: 無名草子さん 投稿日: 02/03/31 21:48

 >>>112
 >ビートルズ論争ってどういうものだったの?くわしく
 >教えて。あるいは そのやりとりを読めるものをおせーて。


 >118 名前: カラアゲ 投稿日: 02/03/31 22:55

 >小林がビートルズ来日をフューチャーした小説を
 >書いたんだが、 (たしかイエスタデイワンスモアの2)
 >ロッキンオンで原稿を書いていたビートルズオタの松村
 >が、それを読んで、そんな感じでもなかったんじゃねーか、
 >みてーな細かい訂正をいくつか入れた原稿を発表。
 >それに小林が反応して論争。
 >正直、よく覚えてないんだが、 当時加山雄三が
 >カッコよかったかそうじゃなかったかとか、
 >その当時の「雰囲気」というのがテーマだったような。
 >世代的に小林と松村は全然違うので、
 >その世代論のすれ違いばかりが浮き彫りになった、
 >結構不毛な論争だった気がする。
 >流れとしては、松村の方が冷静で、小林の反応が、
 >なんだか妙にヒス入ってた気がする。
 >勢い余って、関係ない渋谷陽一まで罵倒してたような。
 >これ、あくまでも当時厨房のオレの印象論なので、
 >もっと詳しい人がいたら、訂正ヨロシク。


 >121 名前: カラアゲ 投稿日: 02/04/01 01:27

 >あ、書き方がまずかったか。
 >いや、松村への反論を使って絡んできたのは小林で、
 >渋谷は絡まれた方(笑)。 この論争において、渋谷が
 >基本的に部外者だったのは事実で、 小林から、かなり
 >とばっちり的な批判を受けていた、と思う。 そんで
 >渋谷は小林になにいわれようと、沈黙を貫いてた、と
 >思う。 ちょっと珍しかったんで(笑)、印象に残ってる。
 >この論争、当時オレは小林オタ&ロキオンオタだったんで、
 >ひどくオロオロしてしまった(笑)。
 >まぁそんな、あくまでも思い出話っす。
 >不愉快に思われた小林ファンの方、いらっしゃったら
 >すいませんでした。 上の方ででてた、テレビ草創期
 >の頃について書かれた本、マジで楽しみ。
 >井原VSナベプロの話とかやっぱでてくんのかな。
 >いつごろ本になるんだろう。



小林信彦・中原弓彦 21

 >935 :無名草子さん:2009/09/15(火) 02:48:12

 >先生の声を初めて聞いたのは夢の砦を出版した頃、
 >NHKFMの渋谷陽一の番組に出た時だ。 その十数年後、
 >ビートルズ論争で松村雄策に立ち直れないほど
 >木っ端微塵に論破された時、 悔し紛れに渋谷を
 >ネクラな奴と罵倒したが、完全に黙殺されて
 >世間に2回も大恥を曝したのは触れてはいけない過去。




小林信彦・中原弓彦 4

 >223 :無名草子さん:04/03/24 21:31

 >世の常とは言え今度の長さんみたいに
 >死んでから再評価されるのかね、小林翁も。
 >まあ渋松対談で(うろ覚えですが)

 >松「人は生きてるうちに評価しなきゃいけないんだよ。
 >でも人が死んでから
 >便乗して本に書いて商売する奴がいるんだよ」
 >渋「嫌な予感がしてきたぞ」
 >松「横山やすしとか渥美清とか古今亭志ん朝とか」
 >渋「それにあてはまる人は一人しかいない気がするんだけど」

 >と言われてた翁ですがw。
 >清、志ん朝はともかく小林がやっさんのことを書いたのが
 >不思議です。


 >292 :無名草子さん:04/04/13 18:02

 >けっきょく松村雄策とのバトルってなんだったのよ。
 >過去スレみても隔靴掻痒。
 >相手が首括るまでやるって、ブラフ?
 >それとも形勢不利で有耶無耶?
 >何をめぐる論争なのか争点がはっきりしない。
 >だれかホントにわかってるひとこのスレにはいないの?


 >310 :無名草子さん:04/04/20 21:02
 >>>308
 >>292ですがスマン。俺も何で論争になったのか
 >判らないので聞いたんですよ。
 >松村雄策はリアル・ビートルズ世代のライターで、
 >ビートルズについての 熱い思いをつづったエッセイ集を
 >何冊も出している。
 >過去ログで小説「ミート・ザ・ビートルズ」をめぐって、
 >小林信彦と大喧嘩したということを知って
 >興味を持ったわけです。 というのは、小説を読ん

 >かぎりでは、松村の怒りのポイントがわからないから。
 >それに、松村のエッセイ集4冊持ってるけど、
 >その論争に関する文章は見当たらないし、
 >相手の小林の本にも収録されていない。
 >けっきょく初出の雑誌で調べるしかないのだけど、
 >なかなか手にはいらないので
 >事情を知ってる人に 訊いてみたかったわけです。
 >あ、書いてるうちに思い出したが、1993年のWOWOWの
 >ビートルズ特集のナビゲーターをやってた松村が、
 >とつぜん「だからあの小説家のオッサンは
 >ちっともわかってねえんだよ」って 思い出し怒り(?)
 >してたけど、あれ小林信彦のことだったのかなあ。
 >これもうろ覚えで悪いんだが、今度そのビデオ見つけたら、
 >会話をひろってみますね。


 >319 :無名草子さん:04/04/21 21:46

 >さっき、古いビデオ調べてみたら(>310で書いたもの)、
 >松村がこの論争について 語っている箇所が
 >見つかりました! 対談の相手は山崎浩一でした。
 >ちょっと話をひろってみると、
 >(松村) 「まあ、わりとショーバイにしようというような
 >部分でビートルズが捉えられるのはうれしくないんですね」

 >(山崎浩一がこの論争について) 「僕が一番感じたのは、
 >あの頃のね、メディアの中にいて情報を流していた人と、
 >本当の純粋なファンとの間にあった軋轢が
 >そのまま再現されてるなっていう気がしたんですよね。
 >それで、まだなんか、あの頃にメディアの側にいた人が、
 >ビートルズってこういうものだったんだよって言い方を
 >してると ぼくなんか、あの頃の怒りがフラッシュバック
 >してきてね、普通の人にはわかんないと思うんですけど」


 >320 :無名草子さん:04/04/21 21:53

 >(女子アナにどういう書かれ方をしているのですかと
 >訊かれて松村が)

 >「このこと話すと長くなるし、
 >またグッといくかもしれないですけど。
 >まあ、早い話があまりご存じないんですね、
 >ご存じないと すごいていねいな言い方してますけど、
 >知りやしないんですよ。そのくせ、なんか
 >知ったかぶりをして、いろいろ知ってるぞみたいな、
 >じつはレコード聴いたこともないとか、
 >レコードのタイトルも知らないとかね、
 >まーそーいうのはずいぶんじゃないかと
 >…………(藁)抑えてますねー………」



---------- ---------- ----------

ビートルズ論争 - Wikipedia

 >松村による指摘

 >対談『ビートルズ元年の東京』について

 >・「司会者のエリック・H・エリックが曲の紹介を
 >しようとして 『次は……』っていうと... 」

 > エリックは曲の紹介はしていない。



 >小林の反論

 >『ビートルズ武道館コンサート』のビデオは
 >『小説新潮』編集部から受け取っていた。
 >「『ビートルズ武道館コンサート』のビデオさえも、
 >チェックがされていないことは明白です」と一方的に
 >書かれたのは名誉毀損にあたる。



約20年前の 「世界ふしぎ発見!」 ビートルズ
: 橋本リウ詩集 (2009.09.22)

 >そして、当時まだご存命でいらした、
 >司会のE・H・エリックサン。
 >「司会者で、あれほど短い司会はなかったと思いますね。 
 >『レディース&ジェントルマン、ザ・ビートルズ!』
 >これだけなんですね。 それで終わってから、
 >『ザ・ビートルズでした!ありがとうございましたー』
 >で終わり」


---------- ---------- ----------

ビートルズ論争 - Wikipedia

(日本武道館公演について)

小林
「僕はかなりいい席だったと思うんだけど、
ワァーッとなったら、もうあとは何もきこえない」

松村
「僕(松村)は普通の席だったと思うがちゃんと聴こえた。
当時ウェスタン・カーニヴァルなどでは聴こえないことは
あったがそれと比べれば観客はおとなしいものだった。」



ビートルズ武道館公演1966.6.30
:さぶろうの WORDS OF LOVE (2012.06.30)

---------- ---------- ----------

ビートルズ論争 - Wikipedia

 >松村による指摘

 >(小林)「ポールのおじいさんは芸人でしょ」
 >そういう事実はない。


ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! (映画) - Wikipedia

 >キャスト
 >ポールの祖父 ウィルフレッド・ブランビル


↑ 「ポールのおじいさん」って もしかして この人の事?
この映画って、「ドキュメンタリー風のコメディ映画」
なんですけど… 小林信彦って、ひょっとして
「ドキュメンタリー映画」か何かとカン違いしてない?



「ビートルズ論争」の後、小林信彦が悔し紛れ(?)に
「音楽雑誌ROの編集長Sが…云々」みたいに根暗(?)だの
何だのとイニシャルで悪口を書いてたらしいのですが…
雑誌「ロッキンオン」の社長(当時〜現在)は渋谷陽一ですが
編集長(当時)は増井修(ますいおさむ)という人で
イニシャルも当然SではなくMなんですけど…
その点について増井氏は

「俺は はっきり言って
『ビートルズ(の)ディテール』は許す。だが…
俺のイニシャルはSではなくMだ。…火を付けるぞ。」

…等と書いていたようです (うろ覚え)

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: